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2007年2月28日 (水)

作品タイトル

 画家の作品タイトルのセンスがいいと、その人物の精神的厚み・

奥行きの深さを感じて、私的評価が高くなる。「線」で紹介した

工藤哲也のタイトル・・・「縄文の雪/殺せば生きる/津軽の構造は

疲れる/おおみどろの合体」・・・1つのタイトルだけでさまざまな

イメージが喚起され、十分に詩的である。でも「おおみどろ」って

何だっけ? YAHOO辞書で調べたけど載ってなかったぞ(^^;)

 去年、生誕100年を迎えた、大分出身の画家・佐藤敬。渡仏

してピカソに出会い、多大なる影響を受けたというが、私が銀座

の画廊で見たのは、墨彩という水墨+彩色抽象画だった。その

作品タイトル・・・「太陽の石/夜は漂う/石の分裂/神話の森

結晶天/凝結質/二重空間/空間の通力/白亜紀/睡眠化石」

自叙伝タイトルが「遥かなる時間の抽象」・・・こうした言葉を記した

ノートをぼんやり眺めつつ、イメージを膨らませていると、時として

「亀松の森」というタイトルが浮かんでくることもある。小説のメイン

タイトルとしても使えそうなものばかりだ。

蟲師 8 (8) Book 蟲師 8 (8)

著者:漆原 友紀
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コメント

具象をイメージとして抽象化して、
そしてイメージを言葉によって具象化。
その循環が、懐を深くするのでしょうね。

雫さん>表現というのは、言葉や形にならない
ものを、言葉や形を使って行う事が多いです
からねぇ・・・

うけました。
ピカソに影響を受けた.....墨彩という.....いつもうまいですねぇ!!

ルビタキさん>佐藤敬の墨彩・・渋くていいの
ですが、大分県立美術館所蔵なので、なかなか
お目にかかれません(^^;)

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