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2007年1月14日 (日)

いろ

Gazou28 そういえば、夏目漱石も

落語好きだったんだよなぁ

○o。..。o○o。..。o○o。..。o○o。..。o○o。..。o○o。..。

落語・講談・浪曲の噺の芯を貫くのは「人情」という
主題だと思う。夏目漱石は小説「草枕」で、智に働けば
角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈
だ・・・と書いた。智と意地は翻訳可能だという。
つまり人類共通なのだろう。
 だが「情」は翻訳不可能なのだそうだ。フィーリング、
エモーション、センチメント、パッション、シンパシー
チャリティ、サセプティブル、ファーヴァー・・・
いずれも何となくニュアンスが違う。つまり古き良き
日本人にしか理解出来ない感情という事になる。

 この「情」という言葉は、なさけと読み、色情、情欲
情事、情人と展開する。これらを総称して「いろ」と
言う。「いろ」とは、なまめかしく匂い立ち、優雅で
おもむきがある。ここから色気や艶(つや)が生まれる。
 ところが戦後、西欧から入ってきたスラム文化は、
露骨で即物的で無機質であり、色気も艶もあった
ものではない。この前、オーラの泉で美輪さんが怒って
たっけ・・・最近、毎日のようにバラバラ事件などの
殺しが起こっている土壌にも、不毛な文化が影響して
いるのかもしれない。

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コメント

五木寛之も、かつての日本には湿った情の文化があったはずと書いていました。

前首相は「非情」を売りにしていましたが、彼の行ったグローバリゼーションと勝する改革もドライな「非情」のような気が致しますね。

瑞閏さん>時として政治やビジネスには、非情
が要求されますから、小泉政治はちょっと
置いておくとしても・・「情」にはちょっと
した遊び心や余裕が感じられます。貧乏だった
はずなのに。

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