いいかげん・2
クリスマス物語応援サイト
○o。..。o○o。..。o○o。..。o○o。..。o○o。..。o○o。..。o○o。
「いいかげん」という事に関して、偉大なる教訓がある。
現在フジテレビ系列放送中のドラマ「役者魂(藤田まこと・
松たかこ主演)の脚本家・君塚良一の著作「テレビ大捜査
線(講談社)」に、次のように書いている。
「お前は今、人にほめられたいと思っている。世間の評判
ばかり気にしている。肩に力が入っているんだよ。それでいいの
なんか、書けるわけないだろ。適当って言葉は悪い言葉じゃない。
自分にとってほどよい力って意味だ。力まずに自然のままに自分
を出せば、いちばんいいものが生まれるんだ。本来はいちばん
加減がいいという意味なのだ。加減がよければそれは自然体で、
その人にとってベストの力を出せる最高の状態なのだ。
適当に、いい加減に仕事をするっていうことは大切なんだぞ。
無理したり、かっこつけたりしたら、自分を見失って本来の力
も出せなくなって、いい仕事なんかできない。
彼の言葉で、わたしの肩に乗っていた大きく重いものが
はがれるように落ちた。翌日からドラマを楽しく書き始めた。
背伸びせず、無駄な力を込めず、自分にとって適当で、いい加減
に。」
君塚は1992年、TBS系ドラマ「ずっとあなたが好きだった」が
ヒットする。マザコン亭主「冬彦さん」が流行語となった。この「いい
加減」の話は、次のヒット作「コーチ(フジテレビ1996年)」までの間
のものだろう。コーチの主人公は、千葉県九十九里浜の潰れかけた
かんずめ工場で働く、野球好きの脱力系自然体人間。玉置浩治が
ハマリ役だった。肩に力の入った、大きく重いものを背負った大企業
社員、浅野温子と対比させて見せた。
この構図は1997年フジテレビ系列「踊る大捜査線」に受け継がれ
る。警察機構というガチガチの縦社会の中で、サラリーマン営業
出身の刑事・青島が自然体に振舞う。それが視聴者の共感を呼んで
大ヒットに繋がったのだろう。いい加減は大切だ!!!
|
THE END アーティスト:NANA starring MIKA NAKASHIMA,中島美嘉 |
コメント