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2006年12月 8日 (金)

冬眠

クリスマス物語応援サイト

http://xmas0111.seesaa.net/

○o。..。o○o。..。o○o。..。o○o。..。o○o。..。o○o。..。o○o。

版画家の故・池田満寿夫は、創作と創作の谷間の時を「眠りの

季節」と言った。「実際私の制作は、まず眠る事から始まると

言っていい。思考が眠り、肉体がいっせいに疲労しはじめ、

時間の長さをぼんやりと感覚しはじめ、ますますそうした状態へ

いっそう逃避したくなり、そして不意に焦燥が私をとらえる。

(思考する魚)」

 ノンフィクションライターの沢木耕太郎も、作品と作品の狭間

で、同様の状態に陥る。「茫然と日を送る。パチンコ屋に入り、

古本屋を回り、喫茶店でコーヒーを飲む。夜になれば呑み屋

に行き、ウイスキーでもバーボーンでも、日本酒でもウォッカ

でも、アルコールであるなら見境いなく口に運び、家に帰って

倒れるように床につく。/頭の中で何かが芽をふくらんでいき

そうだが、その何かがどのようなものなのかは、自分にもよく

わからない。わからないから同じような茫然とした日々を繰り返す。

しかし茫然とはしているが、決して退屈ではない。むしろゆっくりと

獲物を追い詰めるという、最も愉しい時を過ごさせてもらっている

とも言える。/やがて、頭の頭の片隅にひっかかり続けていた人物、

集団、事件のいくつかが浮かんでは消えるようになる。

そしてある日、酒で真っ白になった頭の中に、

ひとつの黒い塊のようなものが見えて

くる。その時、不意に私にとっての休暇が終わる。

(路上の視野)」

 

創造はいつも、無の奥深くから創発して、ダイナミックな活動時期を

経て、やがて収縮し、無の懐深く帰還するサイクルで終息する。

私は月の大殺界「停止」が12月という事もあり、半ば慣習として

「冬眠」の時期を年末年始に設定している。仕込み・充電・眠りの

季節なのだ。亀だって冬眠するのだぞ!!

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