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2006年9月10日 (日)

あれから5年

松原聡の「IT革命がわかる本」によると、20世紀は

高層ビルや高速道路に象徴される物質文明。21世紀

は不可視の情報が行き交うITの「バーチャルな摩天楼」

の時代になるという。

 2001年1月米ブッシュ大統領就任。私はこの頃、NEC

のパソコンを購入し、パソコン大学1年生という添付ソフトで

ITなるもののお勉強を開始した。

「インストールって何???? il||li _| ̄|○ il||li  」

 4月小泉首相就任。6月、私はホームページを立ち上げた。

接続環境はISDNだった。友人にメールを送ると、「私から

メールが来るとは、21世紀なんだな・・・」との返事。確かに

私のそれまでのイメージは、アナログな縄文人だった。

il||li _| ̄|○ il||li

 そして「あの日」・・・台風が仙台に接近していた。22時・・・

ニュースの時間なので、なにげにテレビをつけてみた。画面

には、超高層ビルの最上階付近から黒煙をあげている様子が

映っていた。

「火事か・・・タワーリング・インフェルノじゃのう・・・」

というのが第1印象だった。まさか、イスラム過激派に乗っ取られた

民間機が乗客を乗せたまま、朝のニューヨーク超高層ビルに

突っ込むなどとは、想像すらしていなかった。まして、そのビルが

全世界に放送される中で崩壊するなどとは・・・絶句するしかない

衝撃だった。

 一発撃てば100発撃ち返してくる国・アメリカ。戦時中の日本の

兵隊さんならば、その事は身にしみて知っているはずなのだが・・・

案の定、ブチギレたブッシュ大統領は、「これは戦争だ!!! 目には

目を」と、イスラム過激派に宣戦布告。アフガンとイラク相手の対テロ

戦争に乗り出した。アフガニスタン攻撃では市民3000人以上、

イラク戦争では市民4万1千人以上、米兵2600人以上が死亡した。

  あれから5年。02年10月、モスクワ・劇場占拠テロ(130人)

02年10月、バリ島連続爆破テロ(200人以上)、03年5月モロッコ

カサブランカ連続爆破テロ(40人以上)、03年8月バグダッド国連

本部爆破テロ(24人)、04年3月バグダッド/カルバラ連続爆破

テロ(180人)、マドリード列車爆破テロ(190人)、04年9月ロシア・

北オセチア共和国学校占拠テロ(約330人)、05年7月エジプト

連続爆破テロ(88人)/ロンドン同時多発テロ(52人)、05年10月

バリ島連続爆破テロ(20人)、06年7月インド・ムンバイ列車爆破

テロ(200人)と、テロが世界に拡散して今に至っている。憎悪の

連鎖。憎悪から生まれるものは憎悪だけだろう。

 2006年9月10日。私は今、ADSLの接続環境の中で、ブログ

を書き、健康系メルマガを発行し、MIXIに参加し、20世紀と21世紀

の潮流を眺めている。

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コメント

ほんとうにあれから5年・・なんと感慨深いのでしょう・・ブッシュ大統領が演説で「生きていようが死んでいようが」フセインの首を取る、と宣言したときには、さながら西部劇でカウボーイがインディアンの生首の皮をはいでる姿が想像されて、世界で一番民主的な国のはずの代表者が何ということを言うのだろう・・とやるせない気持ちになったのを覚えています。フランスに暮らしていても思ったのは、もし第二次大戦の敵対国が日本ではなくロシアだったら、あるいはヒットラーがもっと長く生きながらえていたとしても、きっと原爆はロシアにもドイツにも投下されなかっただろう、という確信に近い思いでした。そのくらい、民族とか肌の色が違ってしまうともう同じ人間とは思えず、ましてやプロテスタントの信仰厚いブッシュにしてみれば、異教徒など正義の神の前に反逆する動物くらいにしか思えないのだろうと想像されます。そうならないように、そういった争いを回避するために、人類は文明というものを何千年にもわたってはぐくんできた、と思っていたのですが・・

「民主主義とは自由であるかのように偽装された独裁主義である」という言葉があります。この点、キリスト教のドグマもイスラム原理主義も、違った衣装を着た同じ思考様式だと言えます。スターリンの共産主義もナチズムもその類型にすぎません。第2次大戦というのは、自由の為の戦いなどではなく、東欧の広大な土地の支配権を決定する為の戦いだったのです。
 戦いと強制の反対は「愛と自由」。愛と自由は戦いを拒否するので戦う事は出来ません。戦いは常に「同一」の者同士の間で発生するのです。

最近思うのは、現代の文明もいずれ滅ぶのだろうか?と言うこと。
世界4大文明。或いはローマ帝国。
同じように、アメリカを中心とする民主主義と自称している国家群。イスラム圏。
無論、中華人民共和国、大韓民国、日本。
歴史の括りとしての国家は、いずれ滅びるのでしょう。
時の流れは常に止まることは無いと思うのです。
そのあとはどうなるのか?
子孫を残してしまった私には不安が募ります。
願わくば、人類が完全に滅び去ることが無いようにしたいものです。
さて、何ができるのか?

国家というシステムは、なかなか便利なシステムなのですが、インターネットや通貨統合など、超国家的なシステムも出現していますからねぇ。その反面、人間というのは集合無意識の
中に、根深い民族感情を抱え込んでいるので、
国家という単位はしぶとく生き残ると思います。
ローマ帝国が滅びても、土地や民衆が消えて
亡くなったわけではないですから、けっこう
人類はしぶとく生き残るだろうと思います。
さしあたって、小松左京の「復活の日」でも
読んでみてはいかが?

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