歴史教科書問題
前から1度書こうと思っていたのが、歴史教科書問題
である。私は人物の生没年などが載っていて何かと
便利なので、基礎資料として未だに高校の日本史・
世界史の教科書を使っている。
で、日本史の教科書だが、マーカーやメモが記入されて
いて、なかなかよく勉強していた様子が伺えるのだが、ある
時代以降、真っ白になっている。つまり「習ってない」ので
ある。ある時代とは「明治の文化」以降の事だ。
相変わらず韓国や中国では、日本の歴史認識はなっておらん
と、バッシングの声が鳴り止まない。日本が朝鮮・中国に対して
何をしてきたのかという、「日韓併合~日中戦争」にかけての
部分を、学校で教わったという記憶がないのである。
幸か不幸か、私の場合、最初に映画の面白さを知ったのは
「大脱走」だった。続けざまに戦争映画を見た。第2次世界大戦
に関する知識は何とかフォローできた。戦後日本の状況は、普通に
テレビを見ていれば、知らず知らずのうちに蓄積されてゆく。けれど
特に満州事変や日中戦争において、日本が中国・朝鮮で何をして
きたのかという情報は、日本の恥部であり暗部であるだけに、
なかなか情報として表に現われて来ないのである。
おそらく戦後教育を受けてきた日本人の大多数が、私と似た
ような状況にあると推測出来る。これが、実際に被害を受け、差別
され続けてきた中国・朝鮮の人たちとの間の温度差なのだろう。
当時、中国侵略をした日本人は「東洋鬼(トンヤンキー)」と呼ばれて
いた。戦後、8件の婦女暴行殺人で死刑になった小平義雄は、
海軍陸戦隊として従軍。中国人の家庭に押し入り、「妊娠している
女を銃剣で突き刺し、子供を出したりしました。先輩も同僚も皆
やっています。当たり前の事でした。私も5~6人はやっています
(供述調書より)」と述べている。それでいて処罰されるどころか、
勲八等旭日章を受けている。確かに「鬼」だ。
もうすぐスピルバーグの南京虐殺をモティーフにした映画が
公開される。
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